自分を大事にできない人が、気づかないうちに失っているもの

「自分を大事にできない人の習慣」

そんな言葉を、ある女優さんが話しているインスタグラムのリールを目にしました。

・人に合わせて自分の予定を後回しにする

・疲れているのに平気なフリをする

・自分のために時間を使うと罪悪感がある

・褒められても素直に受け取れない

・嫌なことを嫌と言えない

・自分のことは最後に回す

・体の不調を放置する

これを見たとき、「あ、自分も当てはまる」と感じた方も多いのではないでしょうか。

実際、私のサロンに来られる方の多くも、この中のいくつかを当たり前のようにやっています。

そして、そういう方の多くが、自覚がないままその思考のクセになっている事なんです。

不調に気づけない人の共通点

先ほど挙げた7つの習慣。これらの習慣を続けていると、どうなるか。

結論から言うと、自分の不調に気づけなくなります。

例えば、

本当は疲れているのに「まだ頑張れる」と思ってしまう

本当はしんどいのに「みんなも同じ」と流してしまう

体がサインを出しているのに「たいしたことない」と無視する

こうして少しずつ、体の声を聞かなくなっていきます。

するとどうなるか。ある日突然、

・朝起きられない

・眠れない

・常にだるい

・気持ちが落ちる

といった事が起こるように。その状態になって初めて、「なんかおかしい」と気づく方が多いのです。

そこから病院に行ったり、ネットで調べた対策などを片っ端から試してみる。その時には、すでにかなり無理を重ねていることが多いのです。

体と心は、同じように鈍くなります。

ここで大事なのは、体の不調に気づかない人と、心の不調に気づかない人はとても似ているということがあると私は思っています。

・無理をするのが当たり前

・我慢するのが普通

・人を優先するのが正解

そんな価値観の中にいると、自分の「違和感」にフタをするのが上手くなってしまいます。

でも本来、違和感は

“これ以上無理しないで”

というサインです。

それを無視し続けると、体も心も、強制的に止まるしかなくなります。

「自分の時間」が取れない本当の理由

「自分の時間を作った方がいいのは分かってる」

でもできない。これも、とてもよく聞く言葉です。

なぜできないのでしょうか?やればいいじゃない!とこのブログを読んでいるひとの中には思っている人もいるかもしれません。

ですが、それは実際にやろうとするととても難しいのです。理由はシンプルで、優先順位の中に“自分”が入っていないから。

仕事、家族、周りの人。

それらを大切にするのは素晴らしいことです。

でもその一番最後に自分を置き続けると、いずれバランスは崩れます。

そして皮肉なことに、自分が余裕を失ったとき、周りの人にも優しくできなくなってしまう。

まず何から始めればいいのか

じゃあどうすればいいのか。いきなり「自分を大切にしよう」と言われても正直難しいですよね。

だからまずは、小さくていいと私はよく患者さんに伝えます。「自分のために時間を使う」経験をすること。

・ゆっくりお風呂に入る

・スマホを見ない時間を作る

・一人でコーヒーを飲む

それだけでもいいです。

でももし、

「それすら難しい」

「自分で整える感覚が分からない」

そんな方は、人の手を借りるのも一つの方法です。

鍼灸という“気づくきっかけ”

鍼灸を受けると、

「こんなに体って疲れてたんだ」

「呼吸ってこんなに浅かったんだ」

と、自分では気づけなかった状態に気づく方がとても多いです。

それは、強制的に“自分に意識を向ける時間”になるから。

何も考えず、ただ横になって、体の感覚に集中する。

それだけで、今まで無視していたサインが見えてきます。

そしてその“気づき”が、自分を大事にする第一歩になります。

自分を大事にすることは、わがままではない

最後に、ひとつだけ。自分を大事にすることは、

決してわがままではありません。むしろ、自分を大事にできる人ほど、周りを大切にできる。

逆に言えば、自分を後回しにし続けると、いつか余裕がなくなり、周りの人にも優しくできなくなってしまう。

だからこそ、ほんの少しでいいのでまずは自分に時間を使うことを、許してあげてください。

その小さな積み重ねが、体と心を守る大きな土台になります。

やってみたけど難しかったよ。というお話もぜひ施術の際に教えてくださいね。

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