現在、はり灸サロン月花では睡眠改善鍼灸のモニターさまを募って施術をさせていただいています。当院に来られた患者様は、お仕事に加えてご家族の介護が始まり、生活が一気に忙しくなったことで
- 気がついたら眠れなくなっていた
- 夜中に何度も物音で目が覚める
- 日中は眠気が強く、仕事に集中できない
- 家に仕事を持ち帰り、そのまま寝落ちしてしまう
という状態が続き、慢性的な疲労を感じていらっしゃいました。
■検査結果(アテネ不眠尺度)
初回のカウンセリング時に確認したアテネ不眠尺度*1のスコアも高く、不眠症の可能性が高い状態でした。
■当院での考え方
この方の場合、単純な「寝る環境」の問題ではなく
- 自律神経の乱れ
- 緊張状態が抜けない状態
- 心身の負担の蓄積
が重なっていると考えました。
そのため、眠ることだけにアプローチするのではなく体全体のバランスを整えることを目的に施術を行いました。
■施術中に感じられた変化
施術を重ねる中で、体の変化だけでなく心の面でも印象的なお話をしてくださいました。
介護のお悩みは、なかなか周りに話すことができず、ご自身の中で抱え込んでしまっていたそうです。
ただ、施術の時間の中でお話をしていくうちに
「自分が何にストレスを感じていたのかに気づけた」
とおっしゃっていたのがとても印象的でした。
■施術後の変化
施術を重ねていく中で、
- 朝、自然とスッキリ目覚められる日が増えた
- 日中の眠気を感じにくくなった
- 仕事中の集中力が戻ってきた
といった変化を実感されるようになりました。
ご本人からも
「気づいたら、前より楽に眠れる日が増えていた」
というお声をいただいています。
■現在の状態
現在は、月に2回のペースで鍼灸施術を受けながら良い睡眠リズムを維持されています。
介護そのものは今も続いており、大変な時もある中で
「鍼灸の予約がいついつに入っているな、と思うと頑張れる」
とお話しくださったことが、とても印象に残っています。
以前のような強い不眠状態はなく、日常生活も安定して過ごせるようになっています。
■同じようなお悩みの方へ
- 眠ろうとしても眠れない
- 夜中に何度も目が覚める
- 日中の眠気やだるさがつらい
こういった状態は、気合いや生活改善だけでは難しいことも多いです。
また、忙しさや環境の変化の中で知らず知らずのうちに心身に負担がかかっていることもあります。
体の状態を整えることで、自然と眠れる状態に近づいていくこともあります。
ひとりで抱え込まず、まずは一度ご相談くださいね。
(本症例の患者さんにはブログにすることをご了承いただいています。予めご了承ください)
※1アテネ不眠尺度とは: 世界保健機構(WHO)が中心となって設立した「睡眠と健康に関する世界プロジェクト」が作成した世界共通の不眠症の判定方法です。

