鍼灸師の私がリトリートを主催する理由

梅雨があけて、毎朝セミの声が聞こえる日々。
夏バテしそうな予感がします。

さて、今日は私がなぜリトリートを主催するのか・・・という事を少し書いていきたいと思います。

2019年から2泊3日のリトリートや、昨年のワンデーリトリートとキャリアコンサルタントの渡辺きよのさんとを招いてリトリートをしていますが、毎回リトリートを主催するときになぜ私はリトリートを主催するんだろうと思っていました。(実際聞かれる事を多々あります。)

ルナロッサでやった初めてのリトリート

私がリトリートを体験したときも、リトリートなんてしたことない。
どんな事をするの?という興味からでした。

参加したら何かが得られる。というものでもないかもしれない・・・。
でも自分の直観が「きっと私には必要な気がする」と言っていました。
そしてハワイ島で行われたビジネスリトリートに参加した帰りの飛行機の中で、もっと多くの人にリトリートを知ってほしい。という思いに変わっていました。
リトリートは現代人にとって本当に必要な「もの」になるという確信と、たくさんの人にファッションや流行語のような言葉としてのリトリートの浸透ではなく、自分の人生を生きる上での智慧としてリトリートを知ってほしいと思ったのです。

リトリートでは自分の生活や環境から離れる事がとても大切になります。日常と切り離さなければ、私たちには見えないものがたくさんあるからです。
地面に足を付けていると自分自身の足の裏は見る事が出来ません。私は意識も同じようなものだと思っています。

一度、離れた場所に立つ事で自分という存在を俯瞰(ふかん)して見る事が出来るのです。

 昨年から私たちを取り巻く環境は刻々と変化しています。月花に訪れる患者さんたちの大変さも鍼灸セラピストとして接していて日々感じる所があります。
辛い選択、自分の気持ちを抑えて他人の期待に応える行為は今はそれでいいのかもしれないけれど、積み重なっていくストレスや違和感が消える事はなくいつか限界を迎えるのではないでしょうか・・・。

リトリートでのひとこま

私たちが変わりたいと思っていても、そう思っていなくても世界は変化し続けます。そして、これからの社会は「自分で選択する事」が求められる社会になっていくのではないでしょうか?
そもそも私たちは自分で考えたり、選択する事を学校や社会であまり求められずに来ていました。試験や受験、人に認めてもらうためにする学びではなく、自分が嬉しい、楽しいという学びには暗記や記憶する事、答え合わせをする事は必要ないと私は思っています。

今回のワンデーリトリートには「自ずから然と湧き上がってくる」気持ちや言葉、考えを出す事を体感してもらえるような大人の学びを用意しました。

渡辺清乃さんの瞑想はとても心地よく、いつご一緒しても新鮮でたくさんの知らない自分と出会う事が出来ると思っています。

今回私の養生のお話は月花でもとても人気のあるクレイと東洋医学のケアを切り口に自分のセルフケアにクレイを取り入れてもらえるような内容を予定しています。

リトリートは本来自分ひとりでも出来る事。私も渡辺清乃さんも一人でリトリートをする事もあれば何人かで集まって行うリトリートに参加する事もあります。
どちらにも良さはあるのだけれど、知らない人と一緒に過ごすリトリートはやはり格別です。

瞑想したことないし・・・出来ないかも。という方には
こちらの瞑想を音声で聞きながら座ってみると体感できます。
清乃さんの慈悲の瞑想は私がやった瞑想の中でも大きなインパクトがあった大好きな瞑想です。

リトリートは現在も募集中です。
8月6日(金)10:00ー17:00
8月7日(土)10:00ー17:00
どちらも同じ内容になっています。
お申込みは下記URLよりどうぞ
https://coubic.com/shinq-gekkashinq-gekka/912151

私と出会う新しいリトリート
https://hari-okuyumi.com/retreat0807/

リトリートについての詳細はこちらでもご案内しています。