食事について(ラーメン)

こんにちは。暑さも本番。食欲がない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
さっぱりしたものが食べたい方が多いと思うのですが、今日はラーメンのお話です。

ランチにラーメン?

皆さんはラーメンをどのくらいの頻度で召し上がりますか?

私は割と自分自身、気持ちは若いと思っていました。今来ていただいているお客様も同年代もしくは少し上の方が多いので、そういう風に思っている事が多いように思います。
昨年より専門学校の講師として教壇に上がるようになり10代、20代の女の子と過ごすことが増えて驚いたことがあります。それが・・・学生が食べるラーメンの頻度です。
私はラーメン嫌いではないですが、めったにラーメンを食べに行くこともないですし、カップ麺を食べる事もほとんどありません。

そのため、今の20代の女の子で当サロンに来院される患者さんや専門学校の生徒さんが女友達とランチにラーメンに行くという事実にカルチャーショックを受けました。

私が20代のころはラーメンは女子と一緒に食べに行くものではなかったように思いますし。女の子同士だとパスタを食べに行くことの方が多かった気がします。
ラーメン=おじさんの食べ物・・・というようなイメージもあったような・・・。
こんなにもハードルが下がっているなんて。今やラーメンは本当の意味で国民食になっているのだなぁと思った次第です。

ですが、毎日ラーメンを食べるのは鍼灸師としてオススメは出来ません。

毎日ラーメンを食べるのをお勧めしない理由

美味しさに惹かれつつも、バランスのとれた食事を心掛けるためにはラーメンにはいくつかの注意点があることを知っておきましょう。

その① 栄養が偏りやすい

ラーメンって主にスープと麺・・・。野菜はどこ・・・。肉ってチャーシュー。
これでは体を作るたんぱく質も、ビタミンも全然足りません。
偏った栄養を朝食や夕食でとれるでしょうか・・・。難しいと思います。
それをサプリで補う・・・。サプリの問題についてはまた別の機会にお話ししようと思いますが。
栄養面からはラーメン。お勧めしません。

その② 塩分が多い

ラーメンのスープは塩分濃度が高いのです。スープを飲み干すこともよろしくないですが、最近では女子の「替え玉」も普通に横行しているようです・・・。
ラーメンの麺は小麦粉、水、塩から出来ています。替え玉でさらに塩をプラスしているという事。
ラーメンを食べた後喉が渇くのは塩分濃度が高いからですよね。

その③ 味が濃い

ラーメンのスープ、チャーシュー、味玉どれも濃い味付けになっていて食べているとドンドン止まらなくなってしまいますよね

疲れていると塩からい物を食べたくなりますが、ラーメンは濃い味付けのため塩からさが分かりにくいという欠点もあります。味の濃さはどんどん舌を麻痺させ、強い刺激を求めてしまいます。
これが私は一番怖いなと思っています。

習慣化を止めよう

ラーメンが好きな人にラーメンを食べるのを禁止すると逆にストレスが溜まってしまうかもしれませんが、食べる頻度を減らすと意外とほしくならなくなるものです。

私はコンビニで食べたいものがなくてウロウロするときには、カップ麺の栄養成分とか商品表示を見ます。すると全然知らないカタカナが沢山並んだ物をわざわざ食べようと思わなくなるので、少し冷静になる為にもそのようにしています。

患者さんで、アトピーや鼻炎の症状が強い患者さん、ラーメンを食べる頻度、辛い物を食べなくなったら顔のむくみや炎症も治りやすくなり、さらにむくみもなくなったと喜んでいました。
好きな食べものは我慢したくない。という気持ちもわかりますが、少しだけ冷静に、体を壊してお食べたいのか、考えるのも時には必要だと思いますよ。