7月に2回目のメディカルハーブティー講座が終了しました。
こちらの講座ではシングルハーブと言って単体のハーブを淹れ方を変えたりしながら飲み比べそのハーブの味を知る、五感を使った講座になっています。
参加される生徒さんとのおしゃべりも楽しみの一つです。
今回はカモミール。カモミールの青リンゴのような香りや爽やかな甘みのある味が人気のハーブです。
また、ピーターラビットの絵本でも胃腸風邪で弱ったピーターはご飯は食べられず、カモミールティーを飲んだというエピソードは知っている人も多いのではないでしょうか?
カモミールで抽出したい成分の香りはどの温度で出るのか
カモミールの効果効能である成分のお話しもしますが、大切なのは美味しく飲むこと。
実はカモミールはキク科の植物なのでアレルギーがある方もいらっしゃいます。
アレルギー反応が出ていて、カモミールティーが苦手という方もいらっしゃるのでアレルギーの症状のお話しもしたり・・・
そうやって成分のお話しだけでなく、カモミールの色の成分が抽出されていく変化や味を眺めながらおしゃべりするような授業はあっという間に終わります。
今回は生徒さんの長野県安曇野にあるカミツレの宿八寿恵荘 https://yasuesou.com/に行ったお話しを伺ったりして、思わず私の方が色々質問してしまいました。
思い入れのあるハーブってそのハーブそのものに限らず場所だったり思い出があったりします。そんなお話しを伺いながら行うハーブティー講座は講座に来ていただく生徒さんと一緒に作り上げていくそんな感覚もあります。
メディカルハーブというと難しそう・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ハーブの効能を知っていただくことでまた一つ知らない世界が広がる面白さがあるのでは、と思います。
ぜひちょっと覗いてみようかな。という気持ちで参加いただけると嬉しいです。