頭痛と鍼灸

　日々の寒暖の差がこたえる季節になりました。
なんとなく、気持ちも落ち込みやすい。そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか？

こんな時期に多いというわけでもないのですが、頭痛に鍼灸って良く効いてくれます。
施術を受けにくる患者さんも、頭痛には鍼灸意味ないですよね？と言われる方もいらっしゃるのですが・・・。
そんな方達が口々に

来たときはあんなに痛かったのに、今は全然分からない・・・

そうなんです。
頭痛にも鍼灸はとっても良く効きます。

頭痛にも色々なタイプがあり、一言で頭痛と言っても症状や原因は人それぞれ、そして痛みの辛さをどう感じるのかも、一言ではまとめることが出来ません。
なので、私が行っている反応店治療では、内臓の状態、特に内臓周辺の環境を指で触って確認します。
小さな炎症がある場所を探していきます。

不調のある場所として多いのが
・鼻の反応点　副鼻腔の炎症が考えられます。
・内耳点の反応　内耳リンパ液の循環がなんらかの影響で悪くなっていることによるもの
・眼精疲労
これ以外にも
・肝臓
・胃
の反応点や女性であれば子宮の反応点もチェックしています。
人によって症状の出方も異なるのでやはり体をみてからでないと分からないところもあるのですが・・・。
違うからこそ、お薬で「痛みが止まっている」という状態でなく、痛みを緩和するやり方が鍼灸の良さです。そして、月花では痛みがなぜ起こったのかを紐解いていくことで
頭痛が起こりにくくするためにできることを一緒に考えていきます。
その方法は十人十色。なので一緒に頭痛のない生活を送るための方法を一緒に考えるのが面白いし、やりがいだなと感じます。