季節の変わり目に喘息の発作が出るという方や、最近なんとなく息苦しい・・・
などの不調のお悩みを聞く季節になりました。
実は季節の変わり目、寒暖差があるこの時期は喘息症状が出る方が少なくありません。
喘息というのは気道の慢性炎症です。発作が起きたときに薬を使って症状が治っても、何かの拍子(急な温度差が出るとき、台風などによる気圧の変化など)で繰り返してしまう方も多いのではないでしょうか?
これは気道という空気を運ぶチューブのような気道が繰り返し炎症を起こしており、一時的な対処療法では徐々に症状が悪化することが心配材料としてあります。
子供の頃私は喘息がなかなか治らず、発作が起こらないときも疲れが溜まったり、睡眠不足が続くと発作が出ていました。
症状がひどくなると吸入器でも収まらず朝一に病院に行くことも多い子供時代を過ごしました。
大人になっても会社員時代は年に一度季節の変わり目には喘息になっていました。
今思うと、慢性炎症だから日頃からの治療が必要だという認識もなかったように思います。(今よりも治療が確立していなかったかもしれません)
病院に通っていても、発作は出るし、発作が出た後の体のだるさや夜もヒューヒューした自分の呼吸音が気になってよく眠れない。
そういう辛さを抱えている方は少なくありません。
鍼灸治療に通いながら、根気良く喘息の治療を続けることで治療の間の喘息の発作が減ったり、症状が治りやすいと感じる患者さんの声を聞く度に、鍼灸って喘息の症状改善というより体が治そうとする力をアシストしていると感じます。
喘息の治療のポイントはやはり発作が出ていないときの予防です。
喘息の発作が起きてもすぐに安定させること、体を整えることで疲れにくくなったり、喘息の治療だけじゃなく、睡眠の質が上がったり、風邪を引きにくくなったり。
そういったメリットを感じてサロンに足を運ぶ方が多いのだと思っています。
はり灸サロン月花の治療では呼吸器だけをみる。というより、体全体をチェックしてその方の体調を崩してしまっている原因を見つけたり、バランスを取る、内臓の本来の仕事ができていない所を探していきます。
なので、継続的な治療で元々弱かった内臓が分かるようになり、適切なケアをすることで体調を崩しにくく出来るメリットもあったりします。
お家でのケアに限界を感じていたり、鍼灸で今困っている喘息の症状が効くのか試したいな。と感じる方がいらっしゃったらぜひご相談ください。