花冷えの季節に体を整える。

立春をすぎて、少しずつ足元の花の蕾が膨らみ始めたり、桜の枝がほんのりと色づいているのをみるとウキウキしてしまいます。
みなさんはどうでしょうか?

三寒四温と言われる通り、寒くなったと思ったら春のような陽気になって体温調節が難しい季節です。
体調も天気が変わる度に調子を整えなくてはならずたまったもんじゃありません。
この時期生理不順や生理痛、頭痛がひどくなる方も多くいらっしゃいます。
ぜひ今一度お家でのケアを見直して、少しでも楽に春を迎えてほしいなと思います。

月花では冬は確実にお灸することが多い
秋冬のケア

①まずは体の冷えをチェック
この時期は知らず知らずのうちに体が冷えているものです。
トイレに入った時におへそ周辺、腰の仙骨周辺を触ってみてください。
ひんやりしている人いませんか?
隠れ冷え性の人はお腹冷えている人が多いです。まずは自分の冷えを理解するところがスタートです。

②温める
お灸や足浴がおすすめです。
もちろん、暖かい靴下や腹巻きも着用することでお仕事中や外出の際の冷えにもいいですよ。
今年は電気代が上がってなんとなくエアコンや暖房器具をこまめに切る人も多かったのではないでしょうか?膝掛け、湯たんぽなどを上手に使って冷えと乾燥ケアをするのがおすすめです。
お灸のポイント、ローラー鍼のポイントは最後にまとめてご案内しますね。


③食べて温めること
温かいものを食べる事はもちろんですが、根菜を意識して摂りましょう。
鮭、海老は体を冷やす作用が多い魚介の中でも体を温めてくれるおすすめの食材です。
ぜひ積極的にご飯のおかずとして取り入れましょう。
生姜も温めにはとてもおすすめなので摂って欲しい食材なのですが、生で摂りすぎると胃に負担をかけてしまう食材でもあります。
おすすめはしょうがをみじん切りにしてごま油や菜種油などで炒めて香りを出したあとにお水をいれ、出汁をとるお味噌汁。手軽に出来て美味しいのでこの時期とってもおすすめです。
コーヒー党の人はこの時期は1日1、2杯にしてかわりにハーブティーやほうじ茶、紅茶がおすすめです。
体を温めるハーブやスパイスについてもまた改めてブログで紹介したいと思います。
ぜひ楽しみにしていてください。

お家での冷え対策セルフケア
子宮点へのお灸
おへその下手のひらを置いた辺りが冷えている方は
その皮膚の下にある子宮へのケアが必要なタイミングかもしれません。
子宮のポイントにお灸しましょう。
火を使わないお灸をやるのもおすすめです。

肝臓へのお灸
みぞおちから右の脇腹あたり、肝臓は大きい臓器なので広く刺激することがケアのポイントです。温かい手でさするのもいいですし湯たんぽを乗せてあっためてもいいですよ。
寝ても取れない疲れや、朝スッキリ起きれない方は肝臓ケアをやると楽になりますよ。

足の冷えに三陰交
女性であれば絶対知っておいて欲しいツボの一つ。
足首にあるのでレッグウォーマーで温めたり、足浴(フットバス)でケアするのもおすすめです。

そろそろオンラインレッスンのご案内も春に向けて準備中です。
もっと詳しく知りたい。お灸を普段の生活に活かしたい。
そんな方むけのオンラインレッスンやっています。
沖縄から東京まで愛知県以外の方も参加いただいています。
昨年も販売していたお灸とツボブックのセット。
今年も販売すると思います。
ネットショップもたまにやってます・・・。定期的に配信したいです。

背中にお灸中
背中を棒灸を使ってじわじわ温めます。