月に一度のお楽しみ♪読書会の話

昨年11月から「傾聴」を学ぶためにオンラインサロン「ここちめいど」という鍼灸師向けのオンラインサロンに入会しています。
色々学ぶことは多く、今後の私のサロンの中でも活用されていくだろうと思っていたのですが、すでにじわじわ良い効果が現れています。その話はまた別の機会に。

今回はそのオンラインサロンメンバーが行っている読書会に参加してきました。
昨年も参加して2冊読みました。
その本も面白かったので、またおいおい書いていこうと思います。
(そういう意味でいうと、もう書きたいことが山のように溜まっているので、今年はもっとちゃんとアウトプットしていこうと思います。)

こちらが今日のオンライン読書会で読んだ本
ではなくて、漫画です。漫画なので読みやすいです。この漫画は総合病院の「総合診療科」といういわゆる婦人科、内科といった科の中でも総合的に病気を診て、診断するところで起こる若い女医さんとベテラン先生(カリスマ先生というにはほんわかしすぎている)徳重先生が出会う患者さんとのやり取りが描かれている漫画です。
色々な診療科、病院をたらい回しにされている患者さんだったり、時に余裕がない診療科から回されてきた患者さんと向き合い、病名を見つけていくというお話なのですが、漫画の特徴としてじっくり話を聞く、相手の話を否定しない。
というところが今学んでいる傾聴そのもので思わず課題図書は2巻のみだったのですが6巻までを大人買いしてしまいました。苦笑

19番目のカルテ
読書会で知ったことでの驚きは作者が愛知県出身!でした。

読んだ本について複数で話をすることによってより感銘を受けるポイントや学びのポイントが当たり前なんですが、違っていて。それがとても面白いです。
同じエピソードでもいいと感じるポイントが違うということは自分の引き出しが豊かになるような感覚があります。

人の話を聞くだけで何になるの?聞いているだけで問題を解決出来るのはフィクション(漫画)だからなのではと思うところはあるのかもしれないですが。
お医者さんだけでなく、私のような鍼灸師にとって同じような状況になることはよくあります。
痛みがあって、病院に行くのだけど、なかなか診断名が付かず辛い思いをしている方。
糖尿病の治療を受けることをきっかけに夫婦の絆が深まる夫婦の話。
話を聞く人の表情によって辛さを訴える人の気持ちが楽になる。
こういう事は私のサロンでもよく起こることです。

若い先生が早く上司の先生のようになりたいと焦るのだけど、結局は一つひとつ目の前の患者さんの話を聞くことでしか成長できないのだな。と考えるエピソードはとても頷けるものでした。

確かな施術をすることが出来る鍼灸師であることはもちろん前提としてあります。ですが、相手の話をちゃんと聞く。傾聴という手法を使わないと分からないことは必ずあります。
改めて学んでいる傾聴の意味ともっと上達したいな!と思った漫画でした!
読んでよかった。
来月もまたどんな本を読むのか今から楽しみです。
みなさんは本読んでますか?

読んだ本の感想や、19番目のカルテ読んだ方とお話できると嬉しいです。