あけましておめでとうございます。
気がついたらあっという間に2025年になっていました。
昨日は近所の建中寺に除夜の鐘を聴きに行き、人が多く並ばれていたので、そっと遠くから手を合わせて帰ってきました。
私は子供の頃は島育ち、その後は鹿児島で過ごした幼少期、関西とずっとお寺の近くに住んだことがなかったので除夜の鐘はテレビで聴くものというイメージでした。
こんなに近くにあるのに、今まで音が聴こえなかったのも、冬は窓も閉めているし、近所のマンションのせいだったと改めて思いました。
生の鐘の音は体にジーンと響くような迫力があり印象的でした。
↑写真はイメージです。
振り返ってみると、昨年は思い通りに行かないことが多く、気持ちとしても苦しいことが多いような一年でした。
当たり前ですが、人の心や価値観は変えられない、だから自分の見方を変えるしかない。
と頭では分かっている気持ちでしたが、そうも行かないものです。苦笑
そんな中でも月花にお越しいただく患者さんとのやり取りや治療の中ではっとさせられることが多々あり、鍼灸師としての仕事のありがたさに癒されているなとしみじみ思いました。
学会に参加して症例を発表したことも大きなチャレンジでした。
1人では出来なかったことをやらせていただいたな。と感謝の気持ちでいっぱいです。
他にもメディカルハーブティーの講座を開催させていただけるようになりました。
以前からやりたいと思っていたことでしたが、なかなか勇気が出せず最初の一歩が踏み出せずにいました。実際始まってみると不安が嘘のように楽しくて最初の一歩の大切さを改めて感じます。
他にも、東京の池袋にある治療院を引き継ぐことになったり、今までやったことのない経験を多くさせていただいているなと思います。
他にも認知症サポーターや心のゲートキーパーの地方自治体が開催する講座に参加して資格を取得したこと。こうやって挙げていても色々やってきたなぁ。と思います。
一見すると鍼灸師として必要な事だけではないように見えますが、私の中ではその全ては繋がっていて大切な意味があるように思います。が、今はまだこの辺りを言葉にすることが難しいなと感じています。
このブログを読んでいる皆さんにとってはどんな一年だったでしょうか?
本を読んだり、映画を見たり、そういう事をされた方もいらっしゃいますか?
実は治療の時にそういう話を皆さんとするのが私にとって私の世界を広げてくれている何かだったりします。ぜひ新しい一年も月花で体を癒すだけでなく、一緒に楽しみを広げ合う場所になってくれたらと願わずにはいられません。
新年のお話も少ししようと思います。今年は東洋医学を学んでいただく講座を開催します。
定期的なケアをしていくことは不調を長引かせないためにもとっても大切で、それってなかなか自分1人の力だけでは難しいのが実際のところ・・・
1人でどこまで出来るのか・・・無理かも・・・そう思ってしまうとどうしても最初の一歩が踏み出せなくなります。だからきっと自分のためにもこの一歩を大切に突き進んでいきたい。そう思います。
これまで忙しいことを理由にブログを更新することをあまりしておりませんでした。
リウマチ患者さんの治療をしたことを学会で症例報告したことで、鍼灸でリウマチがよくなるの?という問い合わせをいただく事や相談が増えました。
現在は円形脱毛症の症例について発表を準備しています。
鍼灸師の全国的な症例データベース作りの研究治療院としても名乗りを挙げています。
今年も多くの挑戦をさせていただく予定です。
一介の町の鍼灸師が出来ることなんて大してない、そう自分に言い聞かせ自ら限界を決めていた私がです。
やりたい事、私が世の中や鍼灸の業界で出来ることは限界を外せばこんなに広がるのだなと、1人で出来ないことも周りの人や、私と関わってくれる方のおかげで昔の私では想像もしていないくらい広がりを見せてくれています。本当にありがたいです。
これからもどんどん可能性を広げていきたい。そう思っています。
はり灸サロン月花は1月4日(土)までお休みをいただいています。
サロン営業は1月5日(日)からスタートします。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。