今年の夏に私を救ってくれた神レシピ

今年の夏は、本当に暑い日が続きましたね。気温の高さだけでなく、湿気や冷房の影響で体の中が重だるく、なんとなくやる気が出ない、食欲がわかないという方も多かったのではないでしょうか。

実は私自身もその一人。

毎年夏の終わり頃になると、どうも胃の動きが鈍くなり、「何を食べよう…」と悩む日が続いていました。

そんな時に助けてくれたのが、私の食生活に欠かせなくなった「薬味ストック」です。
きっかけはポッドキャストで紹介されていたこのレシピ。
自炊料理家の山口祐加さんがやっているポッドキャスト番組「聞くだけでごはんができるラジオ」で紹介されていたレシピです。
ポッドキャストはこちら→https://open.spotify.com/show/7jfteQbVeA6Aen1VzrkVB3?si=oCmN5MVgR–ozzezht57DA

◎茗荷(みょうが)
◎しそ
◎貝割れ大根
◎小ネギ
このうちから、好きな2種類以上を刻んで混ぜてタッパーに入れておくだけ。
簡単すぎます。

冷蔵庫にこれがあるだけで私は何度となく今年の夏は助けられました。
とりあえず、豆腐にたっぷりかけて食べる。
そうめん、冷しゃぶにさっと添えるだけではなく、私は餃子を焼いて上からたっぷりかけた薬味ストックにポン酢をかけて食べたり。
豆腐やわかめのシンプルなお味噌汁にかけたり。
食欲が戻ってくるのです。

東洋医学では、夏は「脾(ひ)」=消化吸収を司る臓腑が疲れやすい季節といわれています。
今年はこの脾(ひ)を痛める時間がとっても長かったです。
冷たいものや水分を摂りすぎると「脾のはたらき(消化活動)」が弱まり、胃が重くなったり、だるさ・むくみが出やすくなります。

そんな時におすすめなのが、香りや少しの辛味を持つ「薬味」。

これは体の巡りをよくして、滞っていた“気”を動かしてくれる食材です。

たとえば、しそや茗荷は体にこもった熱をほどよく冷ましながら、気の巡りを整えてくれます。

貝割れ大根や小ネギは胃腸を温めて血流を促し、消化の働きを助けてくれます。

つまり、薬味ストックは「冷え」と「巡りの悪さ」という夏バテの両方に働きかけてくれる、まさに自然の薬箱のような存在なのです。

実際、私がこの薬味ストックを常備するようになってから、食事が楽しめるようになりました。

家に帰って何もする気が起きない時に、ご飯をよそって、納豆を混ぜてのせて、薬味ストックをかけたらもう完全栄養食。もし余裕があれば、ご飯、魚や肉を茹でたり焼いたりして薬味ストック、お味噌汁(インスタントでもOK)にも薬味ストック。となるともはやちゃんとしたご飯。

冷ややっこや素麺にのせると、清涼感が加わって喉ごしもよく、体が内側からスッと軽くなるように感じるだけではない薬味ストックのそこ字からをぜひまだまだ堪能出来ますよ。

東洋医学では「香り」は“気”を動かすとされ、「香りが立つ食材は心を明るくする」とも言われます。食べることが億劫なときこそ、香りや彩りを味方にして、体と心を刺激してあげる。

すると、食欲が戻るだけでなく、気持ちまで少し前向きになっていきます。

薬味ストックの良いところは、手軽さと保存のしやすさ。

刻んで混ぜておくだけで2〜3日は日持ちしますし、忙しい時や食欲のない日も、ひとさじ添えるだけで満足感が変わります。

何より、薬味の香りに包まれながら調理する時間そのものが、五感を整える小さなセルフケアにもなるのです。

夏の終わりや季節の変わり目は、体も心もゆらぎやすい時期。
そんな時こそ、台所でできる東洋医学の知恵を取り入れてみてください。

「薬味ストック」という小さな習慣が、あなたの体を内側から優しく整えてくれるはずです。

これ本当にチートレシピだと思うのですが、このレシピは生活のQOL上げてくれるんです。
だから、今からでも試していただけるとぜひ感想聞かせてほしいですし、そして好評だったら私の定番おすすめレシピを紹介したいです。

タイトルとURLをコピーしました