寒い・・・と縮こまる肩、背中

最近は気温の変化が激しくて、春なのか?と思うような温かさの日があったと思ったら息をするのも辛いと感じるくらい寒い日があります。
寒い日の姿勢は首をすくめて前屈み、その為、長時間の姿勢でも首や肩、頭の後ろがカチカチになってくる人が多くいらっしゃいます。
そういう方が施術にくると背中は板が入っているのか?という位硬くなっています。

首、肩周りの筋肉も硬く盛り上がっているし
ひどい人になると頭痛にも悩まされている人がいらっしゃいます。
不調が気になったら、まずは温める。ストレッチをして体をリラックスさせてくださいね。

気候で体調が変化することがひと昔前は『気合いで乗り切る』とか『踏ん張りが効かなくなった』と言われていましたが、現在は化学の力で気圧の変化が体にもたらす影響も徐々にわかってきました。
・気合いで乗り切る
とか
・踏ん張って耐える
以外の方法でスマートに対応することの方が現代風だと感じます。
では、どうやってスマートに対応するか。なのですが、
1 肩甲骨回し
首肩のこりが強い方は一日3回くらい肩甲骨を意識して肩を回す。をやることをお勧めします。
肩甲骨の動きが悪い人も定期的にやると少しずつ回せるようになります。変化を感じられると楽しくて続けられますよね?

2 首の後ろを温める
外から帰ってきて、首肩にあずきの力などを使って温める。
お風呂でタオルを湯船で濡らして軽く絞って首の後ろを温める。
簡単なことなのですが、とても効果があります。

3 内耳点にローラー鍼
耳の付け根あたりをコロコロすると気圧の変化や気温変化でお疲れ気味の三半規管の環境改善になり、この時期にうまく機能できていない三半規管を元気にしてくれます。
ローラー鍼がないよ。という方はぜひ耳を掴んでゆっくり回したり、耳の付け根、前側をさすって刺激してみてください。

どれも簡単なケアですが、悪くなっている状態から自分で良い状態まで戻すのはとても難しいことです。
はり灸サロン月花ではそんなお客様が自分でケアして不調知らずの体を手に入れられるようなお手伝いを鍼灸施術で行っています。
辛い時に無理するのではなく、ちょっと位無理しても疲れない体と心を手に入れるのに、鍼灸が出来ることはたくさんあります。
ぜひ、どこに行っても良くならないと感じている不調がある方は月花でご相談下さい。

体も心も柔軟に生活していた方がきっと日々を過ごしやすいと思うのです。
皆さんの普段の生活が健やかでありますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。