ホルモンバランスが乱れていると思ったら・・・

忙しい毎日でもできる!ホルモンバランスを整えるための5つの習慣
年末に向けて忙しくなっている方も多いと思います。
仕事や家庭、その他の役割を抱え、心と体のバランスが揺らぎがちですよね。
「なんとなくイライラする」
「夜中に何度も目が覚める」
「朝起きた時に疲れが取れない」

――これらは、ホルモンバランスの乱れが関係しているかもしれません。
ホルモンバランスを整えるのって難しいと思っている人も多いかもしれません。
実は日々の生活の中で少し意識を変えるだけで、ホルモンバランスを整えることができると私は思っています。
今回は、特に忙しい働く女性に向けて、取り入れやすい5つの習慣をご紹介します。

1. 睡眠を最優先に!

ホルモンバランスを整えるために最も大切なのが「睡眠」です。
特に22時~2時は、ホルモンが活発に分泌されるゴールデンタイム。この時間帯にしっかり眠ることで、成長ホルモンや女性ホルモンの分泌が促進され、心身の回復力が高まります。
仕事や家事で夜遅くなりがちな方も、可能であれば「スマホを早めにオフにして30分でも早くベッドに入る」ことを心がけてみてください。

2. バランスの良い食事を意識する

食事は体を作る基本。ホルモンバランスを整えるためには、栄養のバランスが大切です。特に、以下の栄養素を意識して摂るようにしましょう。外食が増える季節でもあるのでちょっとした事で改善できるようにしたいですよね。

良質なタンパク質(豆腐、鶏むね肉、魚など):ホルモンの原料になります。

ビタミンB群(玄米、ナッツ類、バナナなど):ストレスを軽減し、エネルギー代謝をサポートします。

オメガ3脂肪酸(青魚、アボカド、くるみなど):炎症を抑え、ホルモンの調整を助けます。

外食やコンビニ弁当が多い場合でも、サラダや納豆など簡単にプラスできるものから始めてみてください。

3. 軽い運動でリフレッシュ

忙しい毎日では、運動する時間を取るのも難しいかもしれません。
しかし、1日10分のストレッチや軽いヨガでも、血流が改善し、ホルモンバランスが整いやすくなります。
特におすすめなのが、寝る前の「深呼吸を伴うストレッチ」や「マインドフルネス瞑想」
副交感神経が優位になり、リラックス効果が期待できます。無理に長時間運動するよりも、短い時間でも毎日続けることが大切です。

4. ストレス管理を心がける

ホルモンバランスを乱す最大の要因のひとつがストレスです。
仕事や人間関係でのプレッシャーを完全に避けることは難しいですが、ストレスを上手に発散する方法を見つけることが重要です。
お気に入りの音楽を聴く、アロマを焚く、本を読むなど、自分がリラックスできる時間を意識的に作りましょう。
また、「頑張りすぎないこと」も大切です。時には「できないことを受け入れる」勇気を持つことが、心の負担を軽くします。
とはいえ、それが難しいの。という方が月花には多くいらっしゃいます。
そういうお話をしていくことでご自身がストレスをどのように受け止めているのか知ることがストレス対策の第一歩だと思っています。ぜひお気軽にお話してみてください。

5. 定期的に自分の体と向き合う

忙しいと、自分の体調を後回しにしがちです。
ホルモンバランスの乱れは体の不調として現れることが多いので、定期的に自分の体に耳を傾ける時間を持ちましょう。
耳を傾ける時にすることとして基礎体温を記録したり、定期的に婦人科を受診することで、小さな変化にも気づきやすくなります。もちろん定期的な鍼灸治療がその手助けになると患者さんからはよく耳にします。普段の不調になる前の状態で気がつけると不調を未然に防ぐことが出来ますし。
「少し疲れたな」と感じたら、無理をせず休むことも立派なセルフケアです。

ホルモンバランスを整えることは、日々の健康を守るための基盤です。いきなり全てを完璧に取り入れる必要はありません。
まずは「睡眠の見直し」や「軽い運動」など、できることから少しずつ始めてみてください。
体と心が整うと、不思議と日々の暮らしがもっと楽に、もっと明るく感じられるようになりますよ。