酵素断食に行ってきました④

自分の体
自然とのつながり
自然の恵みによって私たちは生きているという事。

 酵素断食の最終日、宿主のかおるさんに最寄りバス停まで送ってもらった時にかおるさんからこの地域の山々についてお話を伺いました。
 通常、雨が降ると山の木々の根っこが雨水を貯める働きをしているのだそう。最近では山を管理する人が減ってしまったため、山の木々の適切な間伐が行われなくなってしまっていて、太い木が育たないという状況があるそうです。
適切な間伐が行われないと、木が十分な光合成をおこなえない為、大きくなりません。細い木が集まった森が出来、雨が降ると細い根っこでは水を蓄えられず、蓄えられなくなった水が土砂崩れを起こしてしまう。
近年山の土砂崩れが大雨洪水のニュースで増えている理由の一つにこの山、森が育っていない。という事もあるというお話でした。

 きれいな水を得る為には山の木が必要だし、山の木は人間や動物の手によって豊かになる。山が豊かになるとその土壌でろ過された水が山から湧き出て、川になり里山に流れてくる。
 里山に流れてきた水がお米や農作物を作り、私たちの食事を豊かにしてくれる。そしてその水は海に流れていく。その海の水は蒸発し、雲となり、雨となって山に降る。
 山から里山そして町、海へ、そして雲になり山へ降り注ぐ。この一連の流れの話を伺った時に私は自分の治療の事を思い出しました。

普段、体の調子を整える事が仕事の私は患者さんの治療をする上で
『体全体のバランスを整える』
という事を意識しています。
頭が痛いという患者さんに頭回りだけに鍼を打つとか
お腹が冷えているという患者さんにお腹を温めるためにお灸をするだけ。
などいう「○○だけ」という治療は行いません。

私をお幸ちゃんが一人占めしたので拗ねてクッションから私たちをみるお福ちゃん。

一言に頭が痛いといってもその理由は頭にあるからだけではなく、首や肩、足にもその頭痛の原因があるかもしれない。
それを見つけるのが私の仕事だと思っています。

お腹が冷えている場合でも、冷えの原因を見つけるだけでなく、冷えによって背中にもコリが出来ていり、お腹の冷えだけがひどくて気が付かなかった腰痛が治療中に見つかる事も少なくありません。

人の体はつながっているし、原因や症状は解決の糸口であって、やはり心と体はつながっている。と感じる事は治療中よくあります。
案外と自分の体の事はよく見えないけれど、第三者が気が付く事も多くあるという事は私自身も経験があるし、客観的に全体を見てくれる人というのは、どんな人にも必要なのではないかな。と思っています。

断食をしながら自分の体の調子が回復していく様子や心の動きを見ただけでなく、まさか仕事観や自然環境について考えさせられることになるとは思ってもみませんでした。

仕事と私、そして体とこころ全部つながっているんだなぁ。

としみじみ感じる断食の旅でした。
長々と書いてしまいました。
断食のお話はとりあえず、こんな感じです。
後日談としてちょっとだけ、断食の時に飲んでいた酵素ジュースの話。そして回復食について紹介しますね。

関連記事

  1. 常に患者とその症状に真摯に向き合い研鑽を重ねるお姿をとても信…

  2. 新しくなったセラムブランシサン

  3. ワンデーリトリート

    瞑想(マインドフルネス)のススメ

  4. 鍼灸道具

    さまざまな不調に鍼灸が注目されています

  5. 春のUVケアスペシャルパック 販売します♪

  6. 真夏に受けたいアロマ

    7月に始まるお得なボディトリートメントセットのご案内

PAGE TOP